沢登り教室 実技 4 西丹沢・小川谷廊下
期 日 平成27年9月5日(土)前日発〜6日(日)
目 的 渡渉、へつり、高巻き、登攀、ルートファインディング等の実践
受講者 11名 (欠1名)
講 師 鈴木(博)、荒井、桜井、岩丸
内 容
5 日 曇り
玄倉の丹沢湖キャンプサイトに15時集合。鈴木主任から講習予定・注意事など説明。
15時過ぎから、岩丸が講師となって「もしもの時の1kg」という演題で、セルフレス
キューの必要装備とその活用について約1時間講習を行った。
16時過ぎから、次回釜ノ沢の野営に使う「ツウェルトの張り方」の実技講習を 行っ
た。
17時から夕食の準備。全員の共同食を作り、飲食と懇談しながら楽しい会食となった。
21時ごろ、片づけをして就寝。
6 日 曇り一時晴れ、のち(3時ごろから)雨
5時起床。6時朝食。7時出発。
約1時間歩き、入渓点から玄倉川に。8時15分装備を付けて小川谷に向う。
8時半開始。数日来の雨天のためか水量は大変多い。
F2・CS5mの大岩では右側のお助け棒の流木がなくなっており水量も多く登る状態にな
い。
左側もかなり水量が多いが桜井講師がチムニーを登るように上手く登り切り、アブミと
スリングをセット。
受講者はザックを先に吊り上げて、かなり手こずりながら登る。本日のこれから先が案
じられる。
ツルツルの大岩に12時到着。通常ここまで3時間なので少し遅れている。ここで休憩。
行動食と記念撮影。
F11・2段20m石棚やF13・5mトイ状には水量多くかなり難しい登りになって時間がかかっ
た。
雨天の予想のせいか他の入渓者は、F2で1名、F13で5名だけだった。
壊れた堰堤を過ぎて、明るい河原の終了点に15時着。通常の1時間遅れ。
帰途に就く。
このころから雨が降り始める。沢の中でなかったことは大変助かった。
山道を下って、県民の森をとおり、舗装道路歩いて2時間半、17時半キャンプサイトに
帰着。
着替えて、鈴木主任の講評と各講師からの話、受講者全員の感想を聞いて18時過ぎ解
散。帰途に就いた。
天候がいま一つはっきりしなかったが、雨が終了点着いてから降ってきたのは幸運だっ
た。
滝つぼにずい分滑り落ちたが、けが人や事故者などはナシ。 (岩丸記)